ズームレンズは1本でいくつもの焦点距離の画像が撮影できるので便利ですよね。私もよく使います。ただ、その写りになんとかならんかなぁと思うことがあります。それは、広角側で撮影したときに不自然に歪んで写るということです。今回の画像はちょうど広角側で撮影した画像で、線路が歪んでいるのが分かりますか?正直、このように写っていると没にしたいのですが、現像・編集ソフトで歪みを修正できるので作業を進めたいと思います。
Lightroom Classicでとりあえず歪みはそのままに、明るさと鮮やかさを調整します。(調整1)
次に、レンズ補正の項目でプロファイルを選択し、「プロファイル補正を使用」にチェックを入れると歪みが修正されます。(調整2)プロファイルに登録されていないレンズの場合は手動で調整すれば良さそうですね。
これで線路がまっすぐになり、めでたしめでたしと言いたいところですが、実は画像の端の部分が切れてしまっているんですね。となると、厳密には元々の画角ではなくなってしまうのが気になってしまいます。画角の問題は解決できませんが、歪みの大きいズームレンズの広角側で撮影するときは後で歪みを編集するのを前提に周りを広く写しておいたほうがいいのかもしれません。
Nikon 高倍率ズームレンズ AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II ニコンDXフォーマット専用
- 発売日: 2009/09/04
- メディア: Camera