自己満足な写真世界

こんなの撮れました

橋型アンローダを写した画像を現像してみる

加古川別府港で写した画像です。神戸製鋼所加古川製鉄所に橋型アンローダで荷揚げをしているところなんでしょう。よく、海コン積み下ろしのガントリークレーンをキリンと呼びますが、橋型アンローダには別の呼び名があるのでしょうか。アンローダ自体、あまりなじみのない単語でネットで調べて分かったくらいなので無いかもしれませんね。撮影したのがだいぶ前なので今はこのように撮れないかもしれません。

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元画像

画像が少し暗いのでまずは明るくしてみます。Lightroom Classicで画像を明るくするのに普通なら露光量の調整を考えますが、白レベルの調整でも明るくできることに気付いたので、どちらが良いか比べてみることにしました。

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白レベルで明るさを調整

白レベルで明るくなるように調整すると、色の濃い部分はあまり変化がありませんでした。ヒストグラムを見ると分かるのですが、白レベルを上げていくとコントラストも上がっていきます。

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露光量で明るさを調整

露光量の調整で明るくしていくと全体的に霞みが増してきました。今回は白レベルで明るくした方が良いと判断して作業を進めます。白レベルで明るくした後は、画像のモヤっとした感じを抑えることにします。コントラストを上げる、かすみの除去を上げるのどちらが良いかまた比べてみました。

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コントラストを上げる

コントラストを上げたときとかすみの除去を上げたときではかすみの除去を上げたほうが少ない調整量でシャキッとした感じになるのでかすみの除去で作業を進めます。 

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かすみの除去を上げる

加えて、かすみの除去を上げた方が彩度も上がって手間が省けます。

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ホワイトバランスで緑かぶりを補正

ここまでで全体的に緑っぽい感じになったので、ホワイトバランスの色かぶり補正で赤味をを少し増やしました。少し赤味が強くなってしまったかもしれません。

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周辺光量落ちを補正する

四隅に周辺光量落ちが見られるようになったので、レンズ補正のところから周辺光量の調整をしました。目立たなくなったと思います。

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ホワイトバランスを再調整して完成

先ほど緑かぶりを補正するのに赤味を足したのがやり過ぎたみたいなので、最後に全体的にホワイトバランスの色かぶり補正で赤味を減らす調整をして完成です。

 

港湾荷役のQ&A

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  • 発売日: 2014/06/16
  • メディア: 単行本