先日、何も手を加えていない画像がLightroom ClassicとCapture NX-Dで明るさ、色合いが違うことに気が付いたことを取り上げました。あの後モヤモヤがおさまらなかったんですよね。
いくらなんでも処理前の画像がソフトによって明るさや色合いが違うというのは作業するうえで不便だろうと思い、調べてたどり着いたのがAdobeの「Raw 初期設定の調整」というページでした。読み込みの初期設定を設定するとあるから、これは求めていたことではないかと期待が高まります。
さっそく、Lightroom Classicを立ち上げて操作してみます。私のパソコンはWindowsなので編集/環境設定に入りRaw初期設定のマスターをカメラ設定に変更してみました。するとCapture NX-Dと同じような明るさ、色合いに変わりました。現像作業の画面でもプロファイルがカメラの設定が反映されていました。まだなんとなく明るさ、色合いに違いがあるように思いますがひとまず良しとしましょう。Adobeデフォルトと比べたらかなり明るくなった印象です。
さあこれで問題が解決できたかもしれませんが、ひとつ別の問題が出てきました。それは、この初期設定を画像ごとに設定しないといけないということです。
もしかしたら全画像一度に設定できるのに私が知らないだけなのかもしれないので、また後でゆっくり調べてみることにしましょう。
追記:Raw初期設定のマスターをカメラ設定にして使用したカメラを選択すると以後はカメラ標準のプリセットになるようです。複数のカメラを使用している場合はそれぞれのカメラを設定する必要があります。
ちなみにRaw初期設定は編集/環境設定のところからだけでなく設定できるようですね。現像作業をする画面の左側にあるプリセットを開くと初期設定というのがあり、そこを開くとカメラ設定というのがあるのでそれに設定するとカメラ設定のプロファイルに変更されるということに後で気づきました。こちらの設定の仕方の方が画像の表示が切り替わる瞬間が分かるので良いですね。