2008年4月17日の撮影です。
三木鉄道はJR加古川線の厄神駅から三木駅を結ぶ鉄道で、この年の4月1日に廃止されたのでした。廃止が近づくにつれてお別れ乗車をする人たちが増え、最終日に出かけた人からはぎゅうぎゅう詰めで大変だったと聞かされた覚えがあります。いつもぎゅうぎゅう詰めだったら廃止されることもなかっただろうに、皮肉だなと思います。ただ、一度でもあの沿線を周ったことがあるなら、乗客を増やす要素が見当たらないのに気付くから廃止は仕方ないのではとも思いました。
三木駅に止めてあった車両は全部で3両あるうちの2両で、もう1両は建屋の中に止めていたのか見当たりませんでした。これらの車両は北条鉄道、樽見鉄道、ひたちなか海浜鉄道に引き取られたようですね。
今の三木駅はどうなっているのかちょっと気になってストリートビューを見てみると、駅舎はそのまま残っていて、だけど見た目が黒基調に変わっていました。以前の駅前は狭くて、クルマを止めるスペースもあまりなかったイメージがありましたが、広くしたんでしょうかね。近くに駐車場があるようなので時間のある時に出かけてみようかなと思いました。