自己満足な写真世界

こんなの撮れました

前ボケと後追い撮影

2009年5月27日の撮影です。

柵があったり、架線柱の処理に困ったり、撮影場所としては少し難しいと感じるJR常磐線の藤代ー佐貫(現:龍ケ崎市)間です。前回はスーパーひたちを縦位置で撮影した画像を載せましたが、あれに至るまでの前段階では、300ミリ相当の横位置で絞りF5.6で撮影してました。その写りを見ると上の部分の空間の広さが気になったのと、手前の草をもっとボカシたかったので、450ミリ相当のレンズに変え、さらに絞りも開けることで考えていたイメージに近づけた気がします。

ところで、上の画像ではLED表示がきれいに写りました。シャッター速度を確認すると1/250秒でした。LED表示が切れて写る場合にはシャッター速度を遅くして写せば良いのが分かります。ただ、単純に1/250秒で撮ればいいというわけではないようで、表示機器によってはもっと低速でないときれいに写らないこともあるし、高速でもきれいに写る場合もあるというから厄介ですね。

さて、この時はお目当ての列車があったわけではなく来た列車をただ写すというものだったので、向かってくる列車以外に走り去る列車も写したのでした。鉄道写真界隈では走り去る列車を後追いで写す撮影技術的なことをあまり見かけないので、よく撮られる方たちがどのように撮られているのかが気になります。私の場合、今回はフレームの左側を注視して列車の最後部がフレーム内に入ったときから連写するといった感じです。撮影データを見ると上がシングルAF、下がコンティニアスAFになっていますけど、この時はレンズ側をMFにして置きピンにした気もします。そういえば以前、動画サイトで鉄道写真の撮り方についての動画を見たんですが、基本は置きピンですと言ってたので驚きました。AFをガンガン使うイメージがあったので、基本置きピンならAF性能の高いカメラはあまり必要ないのでしょうかね。

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300ミリ相当F5.6

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450ミリ相当F4.5

 

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