2021年6月9日の撮影です。
先日、ニコンからZマウントのマイクロレンズが2本発表されたのに刺激されて、所有しているタムロンのマクロレンズを使ってみようと思ったのでした。そもそも、272EというマクロレンズはAFでありながらFTZアダプターを介した場合、MFでしか使えないものなので、いかに使いづらいかを確かめて新しいレンズを購入する理由を見つけようと思ったのは言うまでもありません。
時期的にあじさいの花を撮りたいと思って千姫の小径に出かけてみると、背の高い雑草に覆われながらあじさいが咲いていました。さっそく、カメラを構えてピーキングでピントを合わせようとしますが、合っているのか否かが分かりづらくて時間がかかりました。手持ち撮影だったので、被写界深度が浅いというほかに、体が前後に揺れているものだから狙ったところになかなかピントが合わないということがしょっちゅうなんですよね。前後揺れを無くすということは無理だから、揺れのタイミングを計ってピーキングの表示が出たときにシャッターを切るという方法で乗り切ったのでした。それでもなんとなくピントが甘い感じになってしまいました。
さて、最新のマクロレンズ、もといマイクロレンズのAFはピント合わせがスムーズなんでしょうが、狙ったところにスパッとピントを合わせてくれるものなのか、気になります。スパッとピント合わせができるのなら型遅れのAFが効くマクロレンズでもいいやという気もしてきましたね。