2008年7月30日の撮影です。
山陽新幹線の0系を撮ろうと思ってから2回目の撮影で、撮影場所は7月3日の時と同じく姫路駅です。前回、カメラの測光は元からマルチパターン測光の設定にしていたのに、0系のライトの明るさに引っ張られてまるで中央部重点測光で撮ったような暗い画像になってしまったのが想定外でした。
今回は前回の失敗を踏まえてマニュアル露出にして、撮影に失敗したカットの撮り直しをするつもりで臨みました。とは言え、どのくらいのシャッター速度と絞りが良いのかよく分からず、列車が来る直前までああでもないこうでもないと設定に迷っていました。1本前の列車で練習ができたらいいのですがこの時は最初に来るのが目的の列車なのでそういうわけにもいかず、手ブレ補正の無いカメラ、レンズということもあり、1/1250秒という高速シャッターに設定して撮影することにしました。高速シャッターは通過列車との並びを撮る際にも有効です。
この時は三脚は使わず手持ちだったため構図の自由度は上がりますが、わずかに左に傾いて写ってしまったため現像時に傾きの補正をしています。7枚目のN700との並びの写真は、シャッターを切ったタイミングはまずまずだけど傾き補正をしたおかげで0系後方の空間が狭くなってしまい窮屈な印象になってしまったのが反省点です。もう少しレンズを右に振っておけばよかったかもしれません。