2007年7月27日の撮影です。
サンニッパを手に入れてテスト撮影をしたときの写真です。
サンニッパとは300ミリF2.8のレンズのことなんですけど、正直言ってあまり出番のないレンズです。とにかく大きくて重くて取り回しが大変ということから使うと決めたとき以外は防湿庫に眠っています。
今回の写真はすべて絞り開放で撮影していて、背景がこんなにもボケてひまわりが浮かび上がるなんてスゲーって思ってました。しかし、構図がいまいち決まってなくて残念な気持ちになります。
2008年6月27日の撮影です。
展望デッキでの撮りはじめは飛行機そのものに興味を惹かれていたのですが、長時間居ると飛行機の運行を支えている地上職員たちの様子が目に入ってきてそちらが気になりだしました。展望デッキから見える作業はほんの一部なんでしょうが、飛行機は人の手によって運行されているというのが分かりますね。
お手振りって言うんですか?地上職員が滑走路に向けて動き始めた飛行機に手を振ったり、お辞儀をする姿は見ているこちらもいってらっしゃい、お気をつけてと心の中でつぶやきたくなります。
2008年6月27日の撮影です。
引き続き300ミリの望遠レンズで写しています。APS-Cサイズで450ミリ相当となるので飛行機との距離によっては全体をフレームに納めるのは難しくなります。1枚目、2枚目、3枚目はそこそこ距離が離れていたので垂直尾翼を切らずにフレーミングできました。ただ、7枚目、8枚目のような迫力には欠けてしまいますね。
胴体、エンジン、前輪、後輪をフレームぎりぎりにしてトリミングするか、より望遠のレンズでそのようにフレーミングするかして撮れば迫力が増した絵になったんじゃないかと思って、試しに1枚目、2枚目をトリミングしてみたんですが、垂直尾翼の切れ方が中途半端に感じて没にしました。
トリミングを試してみて思ったのが、画素数の大きいカメラでないと画質的に厳しいということです。個人的にはトリミングはあまりしたくない派ではあるのですが、高画素カメラであればトリミングも気兼ねなくできそうなんで、望遠撮影を多用するときは高画素カメラが欲しいところです。
2008年6月27日の撮影です。
ここからはレンズを300ミリに替えて写しています。カメラがニコンD200だったので450ミリ相当になりますね。今となってはレンズに手ブレ補正の無い300ミリF4でよく撮っていたなと思ってしまいます。ボディにしろ、レンズにしろ、手ブレ補正がないと心配とすぐ思ってしまいがちですが、工夫してブレを抑えて写していたんですよね。一番はシャッター速度、二番はISO感度の設定、あとはシャッター切り終わるまで息を止めるとかやってました。結構長く息を止めるので切り終わった後は酸欠状態になることもありました。ブレが抑えきれないと思ったらわざとぶらして撮るように切り替えることもあります。
この時は機体を追い続けるのに必死で水平のことは全く考えておらず、現像時に傾きを補正しています。そうでなきゃ整った写真はなかなか撮れません。
2008年6月27日の撮影です。
全日空のエアバスA320が離陸の準備をしているところを撮ってみました。トーイングカーでプッシュバックして飛行機が前進できる状態になったので、トーイングバーを飛行機の前輪から外す作業のところからになります。
機体番号を検索してみるとJA8384は2012年に尻もち事故を起こしていて、その後同年に登録抹消されているようです。飛行機の寿命ってどのくらいなんだろうと思って検索してみると機体に問題が無ければ寿命はないとかあってちょっとびっくりです。でも、整備にかかる費用がかさんでくるので一般的には20年から25年で新しい機体に替えていくようです。で、このJA8384は1991年から2012年ということなので21年間稼働したから任務を全うしたのでしょうか。