自己満足な写真世界

こんなの撮れました

大歩危で撮影した桜を現像する・つづき

大歩危で撮影した桜を今回も現像してみます。桜の枝ぶりと澄んだ水が流れる吉野川、川岸の岩をうまくまとめて撮ってみようと思ったんでしょうね。撮影して間もないうちだったら撮影意図を覚えているのでしょうが、10年以上も前に撮影したものなので思い出せません。たまたま、ニコンのCapture NX-Dでどこにピントを合わせたのか確かめてみたら、そんなところにピントを合わせたのかい?とあきれるところにしていました。枝の部分にピントを合わせることで枝が強調されるとでも思ったのでしょうか。今の自分だったら下の画像で示したところにピントを合わせるでしょう。

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そうは言っても、撮影しているときはついつい周りが見えなくなってしまうんですよね。もっと冷静になって周りを見回していろいろ想定して撮影するか、写真撮ったらすぐに画像を見直して気付きを得ていくしかないかもしれませんね。

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元画像

それでは現像、編集をしていきます。元画像は少し暗め(アンダー)なので、 明るさを調整して鮮やかさを増やします。(仕上がりパターン1)これでひとまず完成にしようかなと思いましたが、影の暗い部分は暗くしたほうが桜の花の白さを引き立たせるかなと思って手を加えました。(仕上がりパターン2)

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仕上がりパターン1

なんとなくですが、桜の花が白くはっきりとなった気がします。(仕上がりパターン2)この画像でも鮮やかさをどのくらいにしようか悩んで何度もやり直しました。鮮やかになればパッと見は良くなるんですが、長く見てると不自然さを感じてしまうんですよね。 

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仕上がりパターン2仕上がり

 これでまた一つ、眠っていた画像が掘り起こされました。