Lightroom Classicにあるコントラストの調整、明瞭度の調整、かすみの除去の調整の違いがなんだろうかと試してみました。用意したベース画像は露光量、ハイライト、白レベルをあらかじめ調整したものです。
ベースとなる画像のコントラストを+35に設定してみました。全体的にシャープさが増して濃度が濃くなりました。
ベース画像に対して明瞭度を+35に設定したものです。全体的にシャープさが増していますが、コントラストを上げたときと違い濃度の変化はあまりありませんでした。
最後はベース画像にかすみの除去を+35に設定してみました。シャープさが増すのはコントラスト、明瞭度の調整と変わりませんが、濃度が濃くなるのと色の彩度が上がってますね。
まとめると、コントラストを上げる→シャープさが増して濃度が濃くなる、明瞭度を上げる→シャープさが増すが濃度はあまり変わらない、かすみの除去を上げる→シャープさが増して色の彩度も増すといった違いがあるということでした。効果を考えて調整すると作業の手数を減らせますね。