2009年5月8日の撮影です。
平等院鳳凰堂は10円硬貨でいつでも見られるからと思って全景は1枚も撮らずに、屋根上の鳳凰に注目して写真を撮ってみたのでした。そう言えば、鳳凰に関しては1万円札の裏面に印刷されているのを忘れていました。それと、現在屋根上にある鳳凰はレプリカだそうで実物はミュージアム鳳翔館で見た覚えがあります。
ここでふと、土門拳が「古寺巡礼」で鳳凰堂を撮影したときは実物の鳳凰だったのかどうかが気になりましたが、撮影は1964年で1968年以降レプリカに変わっていることから実物だったようですね。それを踏まえて土門拳の夕焼け空の鳳凰の写真を見ると味わい深く感じます。
さて、自分が撮った写真はというと露出をアンダーにして撮るクセからこれらの画像はそのままだと暗かったので、現像処理で明るさを調整しました。鳳凰に注目して撮り始めたわけですが、鬼瓦も特徴があって面白いなと思いました。
鳳凰堂は2012年から2014年にかけて修理をしているようなので自分が撮影した時とはまた違った感じになっているのでしょう。周辺にマンションが新たに建設されるなど景観上の問題も出てきているようなので気になります。
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