岩槻城址公園内にある池に架かる赤い橋を写したものを現像してみる。撮影したのは2011年4月7日。カメラはニコンD7000。あの東日本大震災が起きてから約1か月経った頃である。この池に架かる橋は通行できるものだったが、この時は地震による影響で通行禁止となっていた。さて、このままでも良さそうだけれど、少し暗い感じがするのでまずは明るさを調整する。
上の画像に比べると赤い橋が明るくなった。次に奥に写る陰になった部分が暗いことや桜の花の明るさが気になるのでシャドーとハイライトを調整する。
シャドーとハイライトを調整してひとまず完成。これでもいいけれど、全体的に青味があり、それが冷たい感じにさせるのでホワイトバランスを調整してみる。
ホワイトバランス(WB)を調整して黄色味を増すようにした。調整したことで温かみが感じられるようになった。個人的には温かみのあるほうが好み。皆さんはどうだろうか?
そもそも正解が一つに限らないと思うので、最終の仕上がりを冷たい感じにするか、温かい感じにするかは好みでいいのではないか。ただ、正解が一つじゃないと不安になるかもしれない。それで私は現像処理が進まなくなる。